きままにっき

転居で離れた友人との近況報告&情報交換を兼ねた気ままな日記です

『"感動"が人を動かす』

堀貞一郎 『"感動"が人を動かす』(1992年,竹井出版)


オリエンタルランド取締役(当時)としてディズニーランドをプロデュースし、その成功をかげで支えた堀貞一郎氏が約20年も前に直々に残した記録。

私には夢中になれる本だった。
とにかく面白かった!!
何故こんなに良い本が絶版なのか?!
言うまでもなく私はこれを読んで娯楽施設への見方がガラリと大きく変わってしまった。



前半は主に、ディズニーランドを立ち上げるまでの話。
後半はテーマパークに関する堀氏の分析や考察。
20年近く前に出版された本なのに、女性の社会進出や環境問題、人口(高齢社会)問題など、まさに今起きていることが予見されている。

ディズニーランド(ディズニーリゾート)経営のノウハウについては多くの本が出版されているが、ディズニーランドができるまでについては、ここまでありのまま書かれたものは他にないのではないかと思う。


いってしまえばディズニーランドは、はじめからディズニーランドを作る計画ありきだったのではなく、ある高尚なテーマパークを作る計画に合わせて考えた結果、ディズニーが相応しいと判断され誘致に至ったらしい。
(他社によって富士山麓にディズニー誘致の可能性もあったと知って驚いた。)
そしてディズニーランドを作ることが決まってからの、世界トップレベルの経営者や有識者を動かす堀氏の技量が素晴らしすぎる。

世界規模のとんでもない大偉業を、何食わぬ顔でやってのけるように見える堀氏の手腕の振り様はあまりにドラマチックだ。


ディズニーがこれほど長期的に成功しているのは、できてからの運営の仕方よりむしろ、作る前の段階での構想のお陰と言えるのではないか。
人を動かす手腕もさることながら、堀氏の先見の明や分析力も鋭い。
本人は、予言でも霊感でもなくデータからの予測と言っているけれど、それらを具現化する力や交渉力こそが、この人の才能なのではないかと思う。


ディズニーの裏舞台が見られるだけでなく、時代の流れの読み方、組織のトップこそ美意識を磨く重要性、事業成功の秘訣などなど…内容はかなり濃密で得るものが多い著書。
他と違って特に夢中にさせてくれたのは、本書は経営学にして、何より人と人との出会いのドラマが溢れていたことだ。



FC2 Management
  1. 2014/10/23(木) 11:37:15|

『アグリーガール』

ジョイス・C・オーツ『アグリーガール』理論社



「アグリー」ガール…「醜い」女の子。

でも気丈でサッパリしていて真っ直ぐで、人に流されず、ある意味とても魅力的な主人公アーシュラ。

同じ高校の少年マットが、ある事件をきっかけに疑いをかけられ学校や街で孤立していくなか、マットのためにアーシュラが立ち上がる。

本当の友情や正義とは何かを問いかける小説。
図書館の児童書に分類されていたとおり青春物語とも言えるストーリーだけれど、中高生ならどんな感じ方をするだろうか。
私はやっぱり30代のオバサンの感覚で、一歩引いて読んでしまったが、、、。





本当にこんな事件があるのか?
こんなに大事(おおごと)になるのか?
日本と(物語の舞台である)アメリカの違いだろうか?
と初めは少し疑いをもって読み進めたけれど、しだいに人間社会のいじめなんて、こんなちょっとしたことが引き金になってはじまるのかもしれないと思い直した。

誰もが正しいことを分かっていても、保身にまわっていくうちに問題が深刻化していく。
その中でも自分を曲げず正しいと思う行いを貫けるアーシュラの姿に、思春期の私なら憧れたかもしれない。

一方で男子よりもある意味男っぽい気の強いアーシュラが、マットと関わるうちに女らしい気持ちを抱くようになっていく過程が、等身大の女子高生らしくてよかった。

女の子の魅力って、つまるところなんだろう?
人によってその答えは異なるだろうけれど、そんな答えのひとつをアーシュラは体現している。



訳がくだけすぎた表現で現代の若者向けにしすぎでは?と感じる部分もあったけれど、全体としては日本人の感覚に近い違和感のない言い回しが読みやすかった。

現代っ子らしいメールのやりとりも、ある意味とてもリアルだし、登場人物の心情がよく現れている。


けれど全体の感想としては…
30代の頭で読んでしまうと、設定や内容が若すぎてそんなにエキサイトする話ではなかったかなw
一般書評では成人の読者から高評価だったから読んでみたんだけどね。
  1. 2014/10/20(月) 10:01:37|

まさかの乳腺炎か…

昨日の明け方に目が覚めると、やけに身体がだるく全身の節々が痛み頭もガンガンした。
前日にねんねこちゃんのヶ月健診があり、外出が長時間になってしまった疲れかな?と思いながら検温してみたら、私にしては珍しく高熱が!

昼までにあっという間に39度近くまで上がってしまった。
風邪か乳腺炎か自己判断しかねた。

見た目に異常はないけれど、少し乳にもいたみがあったので、念のため産婦人科に電話し症状を話すと「乳腺炎の可能性が高いので、すぐに来てください」と…。



母乳外来へ行くと、先日マッサージと切開をしてくれた優しい助産師さんだった。


結論からいうと、乳腺炎か風邪か判断しかねるという所見。

乳腺炎にしては炎症は激しくないので、ひょっとしたら風邪で高熱が出たために乳も痛くなっているのではないか?ということだった。


でもまた処置をしてもらい、乳の痛みがひいたあと、昨夜のうちにケロッと熱が下がった。
今日も風邪のときのような喉の痛みや鼻水、胃腸のトラブルや病み上がりのだるさもないし、やっぱり乳腺炎だったみたい。

いずれにせよ、高熱は辛かったけど、軽症ですぐに治ってよかった…


乳腺炎になりやすいのは産後6ヶ月だけど、産後1年間は可能性があるようなので長期間にわたり気が抜けないな~。


今日は夫が長女を連れて出掛けてくれているので、ねんねこちゃんとゆっくり過ごして休養だ~。



二重だったねんねこちゃんは、最近一重になってきた(^^;)
そんなパターンもあり?(^^;)

スマホで撮ったから顔変わっちゃったけど
長女の赤ん坊のときに(眉毛以外)似てる、、、
  1. 2014/10/17(金) 11:45:23|
  2. 日記・つぶやき

『奇跡のリンゴ』

石川拓治『奇跡のリンゴ』幻冬舎


いつも何気なく食べているリンゴ、実は収穫されるまでに多くの害虫や病気にさらされる作物で、非常に多種類・大量の農薬が必要らしい。
そんなリンゴを、リンゴ史始まって以来の無農薬で育てて収穫するという前人未到をやってのけた農家、木村秋則氏の話。

ライターの石川拓治氏が取材しまとめられている。



木村さんはとにかく本当に苦労をして、貧の底にまで落ち、人々から嘲笑され、死ぬ間際まで追い詰められながら偉業を成し遂げた。

(他人から非難され嘲笑されても信念を曲げず正しいと思うことを成し遂げる、まるでノアの方舟のようだと連想していたら、その通りのオチだったw)


木村さんが結果として得たものも素晴らしいけれど、そこに行き着くまでの中で試行錯誤したこと、観察眼や気づき、自然に対する謙虚さ、そして何より想像を絶する努力には、読者である自分が感化されたり感動したりすることが多かった。
ついにリンゴの花が咲くシーンでは感情移入してしまった。

木村さんの悟ったことは農業のみならず、人が生きている上であらゆることに通じると思う。
「一つのことに狂えば何かが開ける」
「価値あるものこそ低価格にして多くの人に」
「見えるところにばかり目を向けない」
「すべてが支え合って生きている」
「自分は何ひとつやっていない」
この人が奮闘した半生の中で聞くと、その言葉の深い意味はズシンと重みが増す。


人類史上にのぼるような大きな発見や成功をした人というのは沢山いるけれど、共通して
①人知を越えた自然の力に謙虚である
②どん底で最悪のところで何かを得て逆転する
③本人の人格やまわりの人運に恵まれている

…というのを伝記や自伝なんかを読むといつも感じる。


一般書評なんかでは木村さんに否定的な意見もあるようだけれど、批判する人には何か一つでも徹底的に極めてから言ってほしいと反論したくなる。


本書で残念なのは、取材をした著者の主観や講釈がかなり含まれてしまっているということ。
次は木村さん自身の言葉で書かれた『リンゴが教えてくれたこと』を読んでみたい。
  1. 2014/10/10(金) 14:40:55|

"マザーズ"バッグ

マザーズバッグは何を使ってる?と聞かれることよくがある。

初めて聞いたときは、かばんに「マザーズ」という種類があることに驚きw
要するに大きめで、子のおむつやら着替えやら沢山入る、ママにとって利便性の高いバッグのことよね。
実際に商品名にも「マザーズバッグ」と入っていて、ママをターゲットにしているのが分かる。

でも私はマザーズとか関係なく、自分にとって大きくて使いやすいバッグを使い分けているよ。
(結局は皆そうだよねきっと)


最近一番よく使っているのはTahti(タハティ)のショルダー。



オールカーフ(もちろん本革)だからバッグ自体も少し重めだけど、肩にかけるとかえって安定して重く感じないし楽チン。
マチが大きいから元々たっぷり入るうえに、両サイドのファスナーを開くと容量が増えてA4書類も余裕だよ。


私が買った店ではないけれど、こちら→★のショップブログで同じものが紹介されていたので貼らせていただく。
サイズと値段が公表されてるけど、私のは一回り大きいほうの33,600円(爆w)のタイプ。

made in Japanでシッカリしたつくりのわりに質のいい本革をふんだんに使っていて、でもどれも同じくらいの価格帯なので海外のブランド物なんかに比べて品質や使い勝手のわりにお手頃だと思う♪
私は実は以前にもTahtiの黒い別のタイプのトートを使っていたから、これは2代目。

写真はだいぶ前に買ったばかりの頃撮ったから新品だけど、今では少し経年変化のいい味が出始めているかな。


あとはタハティ以外に某おなじみ海外ブランド(だと一見分かりづらいデザイン)のトートが沢山入るので子連れのときに使ってるけど、こちらについては面白みがないので割愛。
  1. 2014/10/09(木) 09:53:18|
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